Track3 かみヒコーキ~shiotsuki

クリス=レインボゥは、キャメルやアラン・パーソンズ・プロジェクトでボーカルを務めたことで知られる。この人のソロアルバムのジャケットは、青年が原っぱで寝そべって空を見上げているイラストだが、shiotsukiのかみヒコーキの作業中ずっとその絵を思い浮かべていた。歌詞からのインスピレーションもあるだろうが、もっと根っこにある共通するナイーブさに反応したんだと思う。そうなると半世紀以上物事を単純に考えてきたワタシはサウンドはアラン=パーソンズ的アプローチでと、神の啓示か!みたいに思ったものの、アランパーソンズ的ってナニ?という疑問にとっととぶちあたり、結果アプローチ出来ず断念したといういわくつき!…。せいぜいバンド仕立てにするくらいに留めた。(アーティスト名がshiotsuki表記なのはそんな意味)。で、塩月辰朗君。彼の声を初めて聴いたのは宇田川町ウエステッドタイムでのパフォーマンスで、中島ムツムが「一度観てくれろ!」と言うからだったが、声も歌い方も人物もなにもかもがド素直で最初は戸惑ってしまった。だいたい彼の曲は『かみヒコーキ』だとか『しゃぼん』だとか、屈託がないというのか、あっけらかんとし(過ぎ)ていて、なんだかオジサンは照れ臭い。確かに若い時は素直さはダイジではある。だがしかし、言い換えれば今後の課題も、~あくまでも私的見解だが~その素直過ぎるあたりにありそうで、ポップミュージックにはなにかしら毒(気)みたいなものがないとつまらなくはないか、ってことで、リーガルな範囲でワルイアソビを覚えたりとか、ストレンジデイズのバックナンバーを取り寄せて、取り上げられているレコードを片っ端から聴いていくとか、なんとか精進して欲しい。まっ、でも今回はお近づきの印しでもあり、スナオに真っ直ぐでいいかってことで、サポートミュージシャンもワタシの周りで(表面的には)素直なミュージシャンに参加して貰った。フリッパードラム・アラチョ ウルトラポップベース・トモ君 ラブタン・ヒラミ君 ユノン・モリシタ君 そしてサウンドトリートメント・ヤマチャン mixもほとんど録ったままフェーダーを上げ下げするくらいを心掛けた(このように書くとキコエが良い)。直球ど真ん中のこの曲は、やっぱり★★★★★
