Track7 if you wish ~marigold leaf
『???(忘れた)ブラザーズ』という三人組がブレイクしている。〇〇〇ブラザーズしかも三人組とくれば、僕の場合はウォーカーブラザーズってことになる。『太陽はもう輝かない』『僕の船が帰ってくる』←イギリス版ウォールオブサウンドの名曲だ。『make it easy on yourself』なんて歌詞カードなしで唄えるほど好きだし。解散後、リードボーカルのスコット・エンゲルはソロ活動に入るが、なんとなく鳴かず飛ばずで僕自身も疎遠になっていた。80年代の半ば頃4ADのカタログにスコットの名前を見たが同姓同名だろうと簡単にスルーしていたが、後日紛れも無く本人であると判明、驚くと同時に嬉しくもあった。彼はずっとカリスマで在り続けていたわけで、それは現在も継続中、プロデューサーとしても活躍しているらしい。クリフ・リチャード トム・ジョーンズ エンゲルベルト・フンパーディング 彼らと同様スコットもやっぱり英国の国民的歌手だったんだって話(彼はホントはアメリカ人らしいけど)。それにしても4ADはなに
ゆえにスコットを引っ張り込んだのか?もともとヘンなレーベルだとは思っていたが…。ひたすら美しいコクトーツインズやペイルセインツなどには確かにハマったが、レーベルの看板だったスロッピング グロッスルについては正直なところ正聴できずひたすら辛かった記憶しかない。へんてこ4ADも今はアメリカ人に買われて本拠地もロスに移転したとか。(買う金があるんだったら新しいレーベルでも立ち上げれば良さそうなものだけど)。
80年代前半から半ばにかけてはシンセサイザーやサンプラーも充実しつつある頃で、ニューロマやテクノも台頭してまさになんでもありのカオスの様相。マリゴールドの二人はそのカオスの中からイイモノだけをかぎ分ける能力を本能として持ち合わせていた。
耽美派の香りをほんのちょっぴり漂わせる今回のこの曲、感覚だけでプレイされた、まるで一筆書きのようなエレキギターの一音一音を追っかけてみて欲しい。置くべき所、置いて欲しい所はひとつも外していないことに気が付くはずだ。笑ってしまうほど素晴らしいので当たり前の★★★★★
